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山本耕史

山本耕史 1976年10月31日生まれ B型
2005年、エランドール新人賞、ギャラクシー賞月間賞(04.05月度)・同年間奨励賞、2004年ザ・テレビジョン・ドラマアカデミー助演男優賞 ほか
(撮影 林義勝)

山本耕史公式サイト



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2006年10月31日 (火)

モノには順番が

こんにちはモーツァルトです。
ドレスデンを出て、途中大バッハの故郷ライプツィヒに立ち寄って、
いまはポツダムというところにいます。
ここ、湖があったりきれいな宮殿が立ち並んでたり、
なかなか美しいところです。
なんでここに来たかっていうと、
国王ヴィルヘルム2世がこの街に滞在しているんです。
プロイセン国王の夏の離宮として建てられた、
サンスーシー宮殿ってのがここにあるんですよ。

サンスーシー宮殿(ポツダム)

もう早速お目にかかりとうございますって上申書をお送りしました。
そしたらまずは宮廷音楽監督デュポールに会うように、
って返事が来たんですよ。
正直下っ端はメンドくさいです。
まあでもモノには順番がありますからね。
大物を狙うにはこういうところを端折っちゃいけません。
というわけでデュポールさんに売り込まなきゃいけないんで、
どういうひとか聞いてみたら、国王がチェロ好きで、
デュポールさんがチェロの先生だったっていうじゃないですか。
そこでデュポールさんの曲で、
国王が気に入ってチェロでよく弾いてるって曲があるんで、
それを基にピアノの変奏曲を作曲してみました。
...で、デュポールさんに会ったときにそれを演奏したんですけど、
結局ここでは国王に会えなかったんですよ。
何のためにここに来たんでしょうか。
またライプツィヒに戻ります。

1789年4月29日 第162回 10月31日(火)放送

2006年 10月 31日 |

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» ポツダムのモーツァルト/ベルリンの壁 トラックバック La Dolce Vita 1/2
10月31日、NKK BS2の「毎日モーツァルト」はポツダムを訪れたアマデウスが、音楽愛好家のプロイセン国王ヴィルヘルム2世への謁見を望み、同国の宮廷音楽監督の作曲で国王もよく弾いていたというチェロ曲をもとに、ピアノ曲「J.P.デュポールのメヌエットの主題による9つの変奏曲ニ短調」を作り演奏した話。 しかし謁見は叶わず、かつて同地で大バッハがフリードリッヒ大王に歓待され、「音楽の捧げもの」を献呈したような音楽史上の美しい伝説にはならなかった。 1988年、旧東ドイツを巡りポツダムを訪れた折には、... [続きを読む]

受信: 2006/11/01 0:49:58



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